染める

藍建て講習会に行ってきました

藍建て講習会に行ってきました

栃木県にある紺邑(こんゆう)さんに8日間の藍建て講習会に行ってきました。

染め師の大川さんは、本建て正藍染をされていて、灰汁を使って藍を建てています。

この講習会では、およそ1週間かけて、藍の建て方(藍を染められる状態にすること)について学びました。

夏に藍染の体験に行ったときも思ったのですが、毎日おおお…と思うことが多すぎでした。

藍の建て方の詳細は、できれば講習会に行って、実際に見て、触ってみてほしいなあと…。

私が言葉で説明できるほど、自分の中で消化できていないし、建てていないし、自力でやってみて痛い目みないとな、って思ってます。

そして、工程も本当に大切なんですけど、藍に対する接し方みたいなところについて書いていきたいです。

目次

1.なぜ、講習会に行こうと思ったのか

2.建てる工程を知ることも大切だけれど

3.実際に家で建てられるのか?

4.今の心境

5.おわりに

なぜ、講習会に行こうと思ったのか

今年の夏に藍染体験に行きました。

家で藍染をしたいというのがきっかけでした。

しかし、家で藍染をするとなると匂いが気になります。

家で藍染をした後に残った液をどう処理するかも悩みどころでした。

個人で藍染されている方は、肥料として畑にまくというのが多いようでした。

が、調べていくうちに、気になる書き込みを見つけました。

農家の方の書き込みで、石灰を入れた藍の液は肥料として使ってはいけないといった内容が書かれていました。
(そのページがどこだったかは思い出せませんが…)

誰が書いたかわからない書き込みでしたが、すごく引っかかりました。

でも、藍を建てるには、石灰が必要だしなあと。

藍を建てる方法は調べれば出てくるのですが、石灰が必要とあるものがほとんどです。

今まで知っている方法で建てれば何とか出来るかもしれないけれど、そのまま進めることは出来ませんでした。

色々見ていると、石灰を使わない藍染をしている紺邑さんを知りました。

石灰を使っていないし、匂いも気にならない、とのこと。

それで、1度見てみたいと思い、藍染体験に行きました。

自分の目で見て、思いました。
この建て方でやりたい。
染めたい。

その日の帰りに、次の講習会に参加したいですとお願いしました。

建てる工程を知ることも大切だけれど

8日間見てきて、藍に対する考え方が素敵だなと感じました。

モノではなくて、人。子どもに接している様。

藍に対してとにかく優しい。丁寧。

講習1日目からこんなにやるんだ、と驚きました。

藍の寿命

だいたい藍の液って2~3ヶ月で染まらなくなってしまうのですが、紺邑さんで建てられた藍は1年以上、長いと2年くらい生きています

これってすごいことだなあと。

3ヶ月が2年だと8倍ですよ。

もし、藍建てする人がみんな本建てをしたとしたら、どの藍も長生きできていいなあと思いました。

循環する藍

講習会中に、液を作りかえるときに、「その液持って帰ります」と言う方がいました。
持って帰って染めに使うそうです。

別の日にも農家の方が来られて、液をもらいに来ていました。
その方は、木に藍の液を塗ることで虫がよらなくなったそうです。

建てるだけ、染めるだけで終わらない。

最後まで大切にされるんだなあと思って嬉しかったです。

その光景を見て安心したというか、楽になりました。

心を込めること

大川さんが何度も言っていたのが、「何にでも心を込めること」

でも、文字としてはわかっていても、実際行動できないと意味がない。

身体に落とし込んで、できるようにならないとなあと思います。

以前、3人に同じように建てさせた際、1人だけ建たなかったことがあったそうです。

同じ工程を行っても、何かが足りないのかもしれません。

生きているものを相手にするのは難しいですね。

自分で建てるときには、長生きさせてあげたいなあ。

なんで、「何にでも心を込める」に「疑うこと」を足そうと思います。

自分は心を込めてやれたかどうか、といつも振り返るように。

実際、家で建てられるのか?

思ったより場所の確保が大変だなあと思いました。

今年はいつもより早めに大掃除します。

でないと容器が置けない…。

それに、染めるとき、洗うときに液がちらないように気を使いそうです。

なるべく使うものは近くにした方がいいなあと思います。

1度ここと決めたら液が傷むので動かさない方がいいとのことです。

初めの場所決めが重要ですね。

まずは、掃除して藍を迎える準備をします。

今の心境

まだ見えていないけれど、やりたいことが出てきた

家で小物を染めたり、作品を作ったりできたらなあと思っていました。

でも、それだけでなくて、藍の一生を伝える人になりたいと。

人に言ったら「何それ、どーやるの?」って言われましたけど、自分でもとりあえず口に出してみただけで、内容は未定ですけども…!

うーん、商品でなくて作品でもない、ような気がしています。

一度、色々とっぱらった状態でただ藍と接したいのだと思います。

こんなだから色々甘いと言われるのかもしれません。

でも、今思っていることをすっとばしてしまったら、また後から後悔するんじゃないかなあと思うので、します。

過去があった上で、今やりたいことをやる

農業は石灰を使うものだと思っていたし、藍染でも使うのが当たり前だと思っていました。

名前もわからない書き込みだったけれど、それに引っかかったことを見ないフリしなくて良かった。

知っている建て方なら今すぐできるしと思ってはじめなくて良かった。

1回立ち止まって良かった。

でも、過去を否定するつもりはないです。

ただ、今 納得することをしたい、ってそれだけなんですよね。

おわりに

家に帰ってから、熱が出たり、起き上がれなくなったり、色々思いだして号泣したり、な日々でした…刺激を受けがちな人間です。笑

日が経つにつれてなんか思ったことが薄くなりそうだなあと思って早く書かなきゃなあと思っていたのですが、結局まとまらなくて大変でした。

今もまだまとまってないんで、多分増えます…。

もっとサクサク思ったことを文章化できたらいいのになあといつも思います。

まだ頭の中に、色々とあるので、少しずつまとめていけたらいいなあと。

ちょっとずつ書いていきます。

今回はこの辺で。
ではでは。