染める

初めての藍建ての記録|場所・水・灰汁作りについて

初めての藍建ての記録|場所・水・灰汁作りについて

12月のはじめにすくもや灰が届いた。

ほんとうにありがたい。

とても貴重なものなので、大切に建てようと思う。

すくも

色々動いたことについて書こうと思っていたのに、もう大晦日になってしまった。

そのときに思ったことを書かなければ流されていってしまう。

もったいない。もっとこまめに書いておけばよかったなあと思う。

目次

1.場所について

2.水について

3.灰汁作りについて

4.おわりに

場所について

私の家は普通のアパートなので、汚すとまずい。

部屋を整理してどうにか場所を確保した。

必要なものをホームセンター買い出しに行く。

ダンボールを床に敷いて、壁にも囲いを作ってから、上にビニールシートを張った。

青いビニールシートはすぐボロボロになってしまうと聞いたのでグレーにした。

染め場

1畳ほどだけれど、染め場ができたのは嬉しい。

水について

水道水を塩素除去して使おうと思っていた。

でも、そもそも水道水にどれくらい塩素が含まれているのだろうかと疑問をもったので調べてみた。

残留塩素がどれくらい含まれているか調べられる試薬を使った。

試薬

水を用意する。

水道水

試薬を水の中に入れると、すぐピンク色になった。

水道水 試薬を使ったあと

カラーチャートは付いていなかった。
専用の器具があるのだけれど、お高い…。

色が濃い方が残留塩素が多い。

ぱっと見ただけでも、1番上の濃い色くらいに見える。

塩素、入っているんだなあと感じた。
塩素がないと水道水が家に届く前に腐ってしまうから必要だけど…驚いた。

講習会に行ったときは当たり前だけれど水質が違っている。同じようにはできない。

わかってはいるけれど、あのピンク色の結果を見ると、できれば地下水を使いたいなと思ってしまった。

地下水にしても、私の地域ではそこまでアルカリ性が高い水ではないようだった。
それでも、水道水よりは数値が良かったので、どこかに頼んで水をもらうか、買うかしようか考えた。

酒屋さんなどで、飲料用の量であればもらえるところを何件か見つけたが、ちょっと量が多すぎるので…あきらめた。

もっとぐいぐい行くなり、うまく交渉できればなと思う。

しかし、悩んだことで、土地によって水質が違うことや、水道水にどれくらい塩素が入っているかを確認できたことは良かったように思う。

今回は水道水を使うことにして、何かを次に生かしたい。

灰汁について

灰を炒る

灰を炒るとき、講習と同じように一度ではできないのでフライパンで行った。

1時間やってみてもほぼ変わらない。
2時間でも…うーんという感じ。

普通のテフロン加工のフライパンではイマイチな結果に…。

1人で考えていてもよくわからないので、金物屋に行って相談。

鉄のフライパンを購入した。

お店の方にできたら料理で使ってほしいと言われたけれど、これは灰用だなあと。

鉄のフライパンを使ってみると、思っていた表情に少し近づいた。

鉄のフライパンで灰を炒る

回を重ねるごとに灰の量を少しづつ増やしていくと、灰がマグマっぽい感じに。

フライパンを変えて正解だった。
料理じゃないからよくわからないけど~と言われたけれど、金物屋に行ってよかった。

はじめは様子を見る為に量を少なめにしていた。
びびっていたのもある。

しかし、ある程度の量がなければ思った表情にはならないのかもしれないと思った。改善しながら少しずつ近づけたので良かった。

最後の方には、少しだけふつふつとした様子も見られたが、時間を増やしても、ぶくぶく沸騰したようにはどうしてもならなかった。

フライパンからこぼれないようにするギリギリまで入れたので、これ以上は無理なのかもなあと。

最終的に、7回に分けて灰を炒った。

水道水のろ過

水道水を塩素除去のため活性炭でろ過した。

活性炭

試しに、ろ過した水に試薬を入れる。

ろ過した水に試薬を入れる

反応せずに透明のまま。

ろ過した水に試薬をいれた

しかし、活性炭は消耗品なので、日がたてば塩素除去できなくなる。

試薬が沢山残っているので、どれくらいで効果がなくなってしまうのか試しながら使っていきたい。

灰汁づくり

ろ過した水を沸かし、ペールに灰汁とお湯を入れた。

撹拌後。

灰汁 撹拌後

1日経つと、透明な灰汁になっていたので、見た目は安心。

灰汁 翌日

でも、灰の炒り方が不十分かもしれないなと思ったので1週間おくことにした。

少しでも良い灰汁になってほしい。

あと、家の中で灰を炒ると、家中が灰だらけになるので、できれば外でやりたいなあと…。

後からしっかり大掃除できたので良しとします。

おわりに

本当は建つのを待つくらいのところまで行きたかったけれど、悩んでいる時間や道具を探している時間の方が長かったりで思ったようには進まなかった。

でも、やりたいからって何も考えずに進めるよりは、色々試してみて納得いってから、失敗してもやれるだけのことはやってからの方がいい。

自分で確かめてからがいい。

12月はそんな感じでした。
来年はもう少しこまめに書きたいです。
いつも頭の中だけでぐるぐるしっぱなし。

今は、よい灰汁になりますようにと願います。
1週間待ちます。

それでは~。